Tоｐ／事務所案内

静岡県

浜松市西区舞阪町舞阪１４１番地

TEL:053-592-3113

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司法書士の主な業務は、不動産や会社等法人についての登記の申請代理や裁判所等に提出する書類の作成です。その他の業務として認定を受けた司法書士は簡易裁判所における訴訟や調停等を代理人として行うこともできます。また、認定を受けた司法書士は裁判外における和解手続も代理人として行うことができます。これらは司法書士法３条に規定されている業務です。司法書士は法律に基づく国家資格のため、その業務範囲も法律により定められています。次に、司法書士法３条に規定されている以外の業務としては、司法書士法施行規則３１条を根拠とする成年後見人等があります。さらに、遺言書や定款の作成等、司法書士法や司法書士法施行規則に規定されている業務以外の業務も多くあります。 　なお、税務申告代理業務や、市や県に提出する書類の作成、簡易裁判所以外の裁判所での訴訟代理業務は税理士や行政書士、弁護士の業務であり司法書士の業務ではありません。

不動産登記とは、不動産の所在・面積と言った現況や所有者・担保権の有無等と言った権利関係を登記簿に記載する制度です。 　不動産は動産と比べて一般的に高額であり、安い買い物ではないので正確な情報なくして購入するわけにはいきません。持ち主でない人から購入して代金を支払ったり、担保になっている不動産を購入したら大変です。そのため、不動産を購入する際にはその不動産に関する正確な情報が必要になります。そして、その不動産の正確な情報を提供するための制度が登記制度です。そのため、不動産の所有者が替わったような場合には登記の申請をして不動産の名義を変える必要があります。 　司法書士は不動産登記においては登記申請代理業務を行います。

民事事件とは、一般的には私人間の権利関係に関する紛争のことを言います。具体的には、貸金の返還請求事件や売掛金の請求事件が民事事件に当たります。なお、一昔前だと、司法書士の裁判業務には債務整理が多かったため、債務整理以外の裁判業務のことを民事事件と言ったりしました。 　民事事件の解決手段としては、「訴訟」「調停」「支払督促」等があります。さらに、「和解」も民事事件の解決手段の一つです。そして、「訴訟」「調停」等により裁判所の判決や調停調書を得ても債務者が債務を任意に履行しなければ紛争は解決しない場合もあります。このような場合には「強制執行」により紛争を解決する必要があります。 　司法書士は民事事件においては裁判所に提出する書類作成業務や簡裁訴訟代理業務を行います。

家事事件とは、家庭に関する事件のことを言います。特徴としては、先述した民事事件とは異なり必ずしも家庭に関する「紛争」が存在するとは限りません。 　家事事件には審判事件と調停事件とがあります。 　まず、審判とは家庭裁判所に対してなされた申立てに対する裁判官の判断です。審判事件には対立当事者が存在せず「紛争」が生じない事件があります。相続放棄や遺言書の検認、特別代理人選任、成年後見の申立て等がこれに当たります。 　次に、調停とは裁判官や調停委員を介しての当事者間の話し合いです。調停事件の場合には対立当事者間の「紛争」が存在します。離婚調停がこれに当たります。 　なお、審判事件にも対立当事者間の「紛争」が存在する場合もあります。その場合には、当事者間での話し合いによる解決が好ましいことから、まずは調停が行われ、話し合いがまとまらない場合には審判により解決することになります。遺産の分割がこれに当たります。 　司法書士は家事事件においては裁判所に提出する書類作成業務を行います。

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